元VOXチーフエンジニアという経歴を持つ李氏によるブランド「Lee Custom Amplifier」。Nutubeを用いた画期的なアンプMV50シリーズの開発にも携わるなど、その斬新なアイデアと明晰な思考で業界を盛り上げるキーパーソンなのは間違いありません。SHINOS Amplifierと連名で発表したSHINOS & L、現在その主要モデルであるROCKETシリーズは、確かなサウンドを出力する数少ない国産ブティックアンプとしても知られております。
そんな本機はローノイズかつ高信頼のJJ Electronics製真空管を搭載したドライブペダル。Tube Screamer、TS808のサウンドに対して、実際にチューブを用いてスクリームさせたオーバードライブです。ピッキングに対するレスポンスやミッドのレンジ感は確かにTSを感じるニュアンスながらも、上品でハイエンドなキャラクターです。センターマイナス9V(500mA以上のパワーサプライを推奨)での駆動ですが、真空管を150Vで動作させることで、アンプをドライブさせたかのような余裕のあるヘッドルームが特徴的。
内部にDIPスイッチがあり、TransparentモードをON/OFFできます。感電を避けるため、その際は必ずDCプラグを外した状態で行ってください。
コメント