KarDiaN CHCl3 クロロホルム
いわゆるトランスペアレント系オーバードライブというのでしょう。ローゲインで乾いた、ヴィンテージライクなレンジ感が特徴的。ピッキングニュアンスやボリューム操作の反応もよく、弾き心地の良い音色です。クリーン~クランチでプリアンプ的に、またはブースター的に使うのも良いですが、ゲインを上げ目にセットしてボリュームやトーン操作など手元で表情をつける使い方もおすすめです。
KarDiaN C9H13NO3 アドレナリン
ドンシャリでジリジリとした音色が非常に独特なドライブペダル。ファズというにはサラッとし、ディストーションというにはユニークなキャラクターです。既存のペダルやアンプをイメージするのではなく、文字通りエフェクトとして、のエフェクターというニュアンスが感じ取れます。常に、というよりかは、ここぞというときに踏むのがイメージしやすいかもしれません。独特なギターサウンドを出したい方、必見。ベースに掛けてもおもしろいです。
KarDiaN C3H5N3O9 ニトログリセリン
Fenderのツイード期を思わせる、往年のロックオーバードライブ。ただ、既存のものではなく新しいKarDiaNらしいエッセンス、解釈はしっかり取り込まれております。一見荒々しく感じますが、しなやかで繊細な弾き心地も持ち合わせており、ブルースなどを弾くにはグッドなチョイスです。ローゲインも素晴らしいですが、あえてがっつり歪ませて古いアンプの飽和感を演出するのも気持ちいい。
KarDiaN C6H8O6 ビタミンC
Electro-Harmonixのなかでも人気のあるBIG MUFFを思わせる、分厚く唸るようなファズペダル。ヴィンテージエフェクターのもつ音楽的な響きと、現代的なレスポンスを両立させた、今やBIGMUFF系のスタンダードともいえる本機。ハイゲインでのサチュレーションはもちろん、ローゲインでもトップエンドの出方が非常に素晴らしく、扱いやすい2バンドEQもあって様々なシチュエーションで持ち出すことができます。お気に入りのペダルに対し、後段で勢い付けるブースターとしての運用もぐっときます。
KarDiaN C10H12N2O セロトニン
“豊かなミッドレンジ”…そう聞いて緑のオーバードライブが思い浮かぶあなたは相当楽器に浸かっています。バイト感と滑らかなサステインが魅力的なオーバードライブの本機は、レガシーに囚われることなく現代のサウンドスケープに鳴るべきミッドレンジを出力します。効きのいい2バンドEQもあるので、メインのドライブとしてもよし、ブースターとしてもよし、プリアンプ的に常掛けもよし。いくつもの用途に応えるハイエンドオーバードライブのプライドを感じます。
KarDiaN titania V1 チタニア
ハイゲインディストーション界隈にイナズマを落とした本機。今まではどちらかでいうなれば、トラッドな音色で勝負をかけてきたKarDiaNの新たな一面を知れたモダンディストーションペダル。ゴリゴリのジェントやプログレッシブメタルなど、強い歪みが必要とされる場合、これをONにしておけば安心して空間を揺るがすことができます。現在はV2が発売されており、アグレッシブなEQとより大きなレベルでセッティングすることが可能となっており、そういった現場で迷ったときは本機を持っていけば事足りることでしょう。
KarDiaN SEROTONIN ORIGIN S.T. セロトニンオリジン
セロトニンがKarDiaN流のTS系なのだとしたら、本機オリジンはその起源の別側面を発展させたペダルといえます。TS生みの親”田村進”氏と共同開発することで、時代を超えたオーバードライブが誕生しました。セロトニンよりもアグレッシブで、非常に澄んだ独特の空気感を出力。手元のコントロールにも柔軟に追従し、実に色鮮やかなサウンドを演出できます。飽和した真空管アンプにブースターとして繋げば、そのレンジの広さが更に威力を発揮します。
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