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ヤマオカ

【商品紹介】Gibson ES-225T 1955

下位モデルなので本来はシリアルが記載されているラベルが貼られておらず、ボディバックに直接スタンプされた「ファクトリーオーダーナンバー」のみの印字となっております。それから判断するに1955年の製造。ByrdlandやES-350Tと並ぶシンライン("T"=Thinline)モデルとして1956年に販売が開始されました。なので初年度とみても間違いはないでしょう。
ポットは交換されていると推測されます。恐らく後年に年度が近いヴィンテージのポットに換装したものと思われます。ボリュームが1955年CentraLab製、500K。トーンが1954年IRC製、250Kです。
ピックアップはオリジナル、時期的にロングマグネットです。その他ピックガード、ペグ、ノブ、ナット、フレット、それぞれオリジナルと判断しました。ピックガードについては経年により反りかえっており、弾き方によっては手に当たるかもしれません。なおボディに固定するブラケット(金属パーツ)のナットが片方欠品していたため新たにご用意しております。ブラケット本体は後年に交換されたものです。コンデンサーはオリジナルと思われるバンブルビーが搭載されております。塗装はブラックライトによる反応の色差がないため、オーバーラッカーは施されていないとみています。実用的ではないものの当時のものと思われるチップボードケースが付属。

ES-175と同様のシルエットながら、半分程度の厚みの新設計シンボディを採用し、初代レスポールで織り込み済みのトラピーズテールピース/ブリッジを搭載。フルアコですがブリッジ下部には補強ブロックがあり、その点における強度を保証しています。このブロックのアイデアは後のES-335の誕生に繋がったとも言われています。センター一発という潔いレイアウトなので、如何に表情を付けるかに集中できそうです。オールドスクールな曲を弾くには持ってこい。逆にクリーントーン、クランチを生かした今風のチルなミュージックでも様になりそうです。
70年の時を経ているわりには美しいコンディションです。恐らく当時から丁寧な方々の手に渡ってきたのでしょう。1959年までの短い生産期間であったため流通も少ないES-225T。なかなか見逃せない一本です。

商品ランク AB
主な仕様 Body : Laminated Maple
Neck : Mahogany
Fingerboard : Rosewood/ 20frets
Nut Width : 43mm
Pickups : Original P-90
Control : Volume(500k) & Tone(250k)
Serial Number : W2879 12
付属品 チップボードケース(※サイズ不適合)、弊社品質保証(購入日より60日間)
発送サイズ ヤマト宅急便(180サイズ)関西より発送
日にち指定可能、時間指定可能
コンディション
ペグ ・問題なし(基準内)  ・恐らくオリジナル
ナット ・基準内(オリジナル)
フレット 残り:9分
・偏摩耗あり
ネック ・ほぼ真っ直ぐ(基準内)
トラスロッド ・問題なし(現状基準内)
指板 ・問題なし
ピックアップ ・問題なし
コントロールポット ・交換されている(問題なし)
ブリッジ、サドル ・問題なし(調整済み)
塗装、傷など ・小キズ、打痕
総合評価 ・AB.使用感がありますが通常使用する用途において問題のない商品
備考
(交換部品など)
弦高:12フレット 1弦/1.8mm 6弦/2.2mm
総重量:2.5kg
※クリーニングの際に蜜蝋ワックスを用いておりますので上からそのままオレンジオイルなどを重ねると弾きます。出荷時に除去も可能ですので、ご自身のケアの方法にあわせてお申し付けください。

【ご購入はこちら(デジマート)】(R6/9/24 売却済み)
https://www.digimart.net/cat01/shop4916/DS09175138/

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