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ヤマオカ

【商品紹介】James Tyler – Studio Elite “Metallic Jim Burst” #459(1994)

「スーパーストラト」、「コンポーネントギター」、「ハイエンドギター」…時代の流れとともに名称は変われど、一貫してそこにあるのはプレイヤーの持つポテンシャルを余すことなく出力できるということ。そのシンプルな結論は至極ストイックな姿勢によってのみ成すことのできる境地でございます。そんな80年代~90年代、華やかな舞台の裏で確実な仕事のみが求められるスタジオミュージシャンが持つあくなき欲求をことごとく叶えてきたギターがあります。”Studio Elite”の文字通り、職人による職人の為のギター…それが「James Tyler」です。本機は3ケタシリアルの1994年製造。当時からフラグシップモデルでもある本モデルは数々のオーダーで培われたアイデアが盛り込まれております。

コントロールは1ボリューム、5wayセレクターに加え、各PUのプリアンプON/OFFスイッチ、リズム/リード切り替えスイッチ、ミッドブースト&ブーストボリュームといった内容になっております。プリアンプはPU自体の出力を上げるといったイメージで非常にナチュラルな具合。ネック/センターON、リアOFFでPU切り替え時もバランスのとれた出力差となっております。リズム/リード切り替えスイッチはONにすると「プリアンプON設定のリア」へ強制的に切り替わるという仕組み。ミッドブーストは小さなツマミでブースト量を設定、1つぽつんとあるスイッチでON/OFFできます。音量、音圧という視点で見て、アンサンブルのなかで非常にポジション取りがしやすい機構が組み込まれておりギター本体だけでもフレキシブルなプレイが可能となっております。

ボディ材は素直で柔らかに響く傾向があるお馴染みのマムヨ。ネックはちゃっかり杢が見られるメイプル材に艶やかなローズ指板が貼られております。プレイアビリティの高さは言うまでもなく持った際の重量バランスや考えられたボディのカッタウェイはスッと身体に馴染む塩梅。スペックシートが無いので残念ながらネックのシェイプは正確にコレ、と申し上げることが出来ませんがご容赦ください。

プリアンプを通さないシングルPUはかなり出力が低くバーマグネットがくっついております。恐らくこれはサーキット内の増幅前提で設計されているのか、繊細なレンジ感を保ったままクリアに出力を持ち上げるノウハウなのか。いずれにせよダミーコイルが搭載されているためノイズも少なくストレスフリーです。
ダイナミクスレンジが恐ろしく広く、集中してピッキングしないと音の芯が散らばるほど。正確に手元のニュアンスを再生する、嘘のない出音はまるでプレイヤーを映す鏡のようです。またワイドレンジゆえトータルで見ればフラットな特性ですのでミッドブーストの恩恵が受けやすいのも特徴のひとつでしょう。

いわゆる初期モノということですが純正ハードケース、トレモロアームはあれど保証書やスペックシートがございません。またナットは状態がよろしくなかったのでジュラコン製のものへ作り直しております。付属スプリングは2本のみ。ボディの打痕やキズはあれどフレットもネックも問題なく永くお使い頂ける1本です。

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