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WoodVillageで買い取った楽器の日々の出来事を紹介します。

【商品紹介】Fender Musicmaster 1978

スチューデントモデルとして位置づけられるムスタングファミリーの一員でございます。
ダイナミック・ヴィブラートと呼ばれる独自のトレモロユニットを搭載したムスタングと搭載しないデュオソニックを筆頭に一定数展開されておりますが、本機はフロントに1基のみピックアップを搭載した「ミュージックマスター」です。

というより元々を辿れば1956年あたりに2PU仕様のデュオソニックと1PU仕様のミュージックマスターが登場。60年代になって当時の最新機構であるヴィブラートシステムを搭載したムスタングが誕生するため、実は二機はファミリーの双子の長男にあたります。
通しブリッジのためムスタングと比べてチューニングの狂う要因が少なく気軽に弾けるヴィンテージとして人気があり、昨今SNSもあってご存知の方は多いでしょうがバークレーで講師をされているトモ藤田氏も愛するモデルなのです。
そんな本個体は1978年製造。当時はハードロックブームの最中、売れたフェンダーギターといえば圧倒的にストラトキャスターが多かったため現在市場に出回っている数もある程度はそこに比例します。(とはいえムスタングは意外に多い。)そんな派手派手なムーブメントのなかにルックスも仕様も質素、いやシンプルなミュージックマスターは決して多くはないのですが、価格は変わらずお手頃で探している方には嬉しい登場なのではないでしょうか。

珍しいブラックフィニッシュで一時期のAlex Tuner氏やHYDE氏を彷彿させるルックス(※二方はブロンコ/ムスタング)。ピックアップ本体や内装もオリジナル、ピックアップに関しては当時といえばの”グレイボビン”ですがグレイボビン自体もコロコロ仕様が変わりゆく過程のもの。ハッキリと「こう、だからこう。」断言するのは危ぶまれますので個人的な所感を。

ハイパワーと言われればそこまでハイではないし非力かと言われれば非力でもなく…レンジ幅は比較的広く煌びやかなサウンド。
広いというのもモダンなギターが持つような雰囲気ではございません。高音域あたりに広く、ミドルは突出せずフラットな主張で低音もちゃっかりいる程度。
ジャキッとタイトな音質、と言うのがしっくりきます。それ故に歪ませても輪郭がはっきりとして抜けのいいトーンが得られる扱いやすいサウンドともいえます。オルタナなどのジャンルでギターボーカルの方が掻き鳴らすには持って来いです。

ルーズさは一貫してあれど年度の割にどのポジションも比較的発音がよく、まだまだ使えるポテンシャルは秘めております。唯一難点といえばこの70年代後半は塗装がモロく、汗や湿度によって溶解します。黒色ということもあり現状そこまでひどくはない見た目ですが取扱いの際はご留意ください。なお当初ピックアップカバーが欠品しており現行品を弊社のほうで足してありますがそれ以外はフルオリジナル。
上述の通りコンディションも良好で、おすすめの一本でございます。

【商品の状態、ご購入はこちら】
https://woodvillage78.net/products/detail/2365

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