とうとう完成いたしました。
ご期待いただいておりました「Japanese Paisley Telecaster」。
↓過去記事↓
シリアルより2012年製造。60年代後半にフラワームーブメントを受けて登場したペイズリー&ブルーフラワーのテレキャスター。
壁紙を貼ったボディの上にクリアな塗装を吹きつけ、押し花のように仕上げます。
惜しくも70年代には生産がストップしますが、その独特なルックスは現在も人気が高くカスタムショップなどで製造されることもしばしばございます。
それはライセンスを保有するフェンダージャパンとて例外ではなく定期的に発表される動きがありますが、そのなかでも本機は特に異質。
上述の押し花の要領なら模様はどれでもいけるはず。そう考えた神田商会はなんと和柄を採用、ジャパンフラワーな「TL69-SPL」の出来上がりです。
当時のブルー、ピンクに加えジャパンオリジナルとしてブラックを追加、非常に雄々しい面構えが漢の魂に響く素晴らしいチョイスです。
そのオーラを受けて我々ウッドヴィレッジは更に攻めました。
フレットを除く金属パーツを全てゴールドにリプレイスし、真珠を思わすデザインのノブをセレクト。ピックアップ以外の配線をBELDENにモディファイし、トーンコンデンサーをオレンジドロップに交換&トーンノブをプルすることで回路をパスする機構を追加、漢の1ヴォリューム仕様になります。 (第3弾 記事参考)
ペグやらビスやら小さい、けれども確実に存在感のあるやつらは勿論のこと、ジョイントプレートも浮世絵仕様に。
ピックガードは透明のアクリルからマットブラック1プライに交換、なぜ隠すのか――。
あらゆる物事には「余白」が必要でございます。
見せたいものがあるからこそ、引き算は重要な役目を持つのです。サビとAメロBメロみたいな
その観点の結果、派手になりがちなゴールドパーツ&和柄のバランスが フレーム内で保たれているのでございます。
メイプル1ピースネックにクセのないバスウッドボディの組み合わせは非常にフラットな特性で、個体に左右されないサウンドメイクが可能。エフェクターやアンプなど組み合わせ次第で幅広い対応ができるでしょう。
任侠映画さながらのルックス、世界に1本しかないこの感動を是非。
【詳細画像はコチラ↓↓↓】(R2 04/24売却済み)
https://woodvillage78.net/products/detail/1902
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