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ヤマオカ

サウンドメッセ in OSAKA 2023 行ってまいりました。その1。

 

気付けばもう5月。ゴールデンウィークは終わりを告げてしまいました。
気温も温かくなってきており、服のチョイスに悩む季節の変わり目でございます。

温かい、というよりもはや暑い。という日もある。
これからもっと暑くなるのか、と思うと…。無事夏を超えられるか不安です。

 

そんななか。コロナウイルス感染防止についての諸事情もあり、
2019年以来、4年ぶりとなるサウンドメッセが今年2023年は開催が決定しました!

出店される皆様方の気合は十二分。いまか、いまか、と待ちわびたお祭りに足を運んでみました。

わたくしとしては2019年に初めて、サウンドメッセというものを体感し、
世の中余りある分野のなかで、楽器というひとつの分野でここまで賑やかな、ポジティブな、
そんな輝かしいスピリットが一堂に会する空間がとても素敵に感じました。

 

さて。今年はそれを大きく超えるような熱狂のなか、揉まれに揉まれてきた感想をここに綴りたいと思います。

 

ATCHALL

ATCHALL

 

ばばん。4年ぶりに迎えてくれる入口。いいですね、お客さんも大勢いらっしゃいます。
多少雨が降っていたものの、本降りというほどではなく。

皆さんの心は同じでしょう。「よくぞ開催してくれた!待ってたぞ!」と、そんなおおらかで希望に満ちたお顔をしてらっしゃいます。
受付のスタッフさんも心なしかテンションが高いように感じます。いいことでございます。

パンフレットをもらい、入場してゆきます。

 

kardian

kardian

 

まずは滋賀県の星である「KarDiaN(カージアン)」の北田さんにご挨拶に伺ってまいりました。
ブースも華やかで人で満ちており、北田さんの人柄も相まってほっこりした空間です。2日目でどこかお疲れのご様子。
今回エフェクターブース自体は「東京ペダルサミット」としてエレクトリック・ゾーン横のミニホールにて統括されておりました。

アンプからの音出しができず、モニターヘッドフォンでサウンドチェックをするという、
なんとも煮え切らない状況ではありましたが、そこは大人の事情でしょうかね。致し方なし。
とはいえスピーカーから直接、ではなくラインのデッドな環境で作業することも主流になりつつ昨今なのでそこは何ともですね。

 

「Altero Custom Guitars(アルテロカスタムギターズ)」、アルテロさんは残念ながら今回は出店されておらず。
しかしながら、コンポーネントブランドである「KANADE」のギターは楽器店さんのブースでしっかりと拝見することができました。(またのちほど…)

代表の安田さんはいらっしゃっており、そこで!新進気鋭のペダルビルダー様方をご紹介いただきました。

 

立木さんと宮崎さん

立木さんと宮崎さん

「Vin-Antique」宮崎さんと、「Petla」立木さんをご紹介いただきました。
今回はお二方同じ場所で構えていらっしゃいましたが、本来はそれぞれで営業なさっております。

ここ数年ハンドメイドペダル界隈にその名を轟かすお二方の作品は実に完成度が高く。
この価格でこのサウンドが…という感動すら覚えました。

それぞれ実用的でありながら遊び心も兼ね備えており、エフェクターの「触るおもしろさ」を再発見できたように思います。

 

おっとこれは…。オールローズのテレキャスターでございますねぇ。
ジョージハリスンのオーダーにより、この世に爆誕したFenderのテレキャスターがオリジナルですが、
かつてのFender Japanも含め、様々なメーカーからもそのコンセプトで発表されております。

肝心のローズウッド自体が希少のため大量生産はできず、ちょこっと生産で驚きの価格で販売されることが多い一品。
それこそFender Japanの中古が出ても上がり続ける値段がちょっと寂しい。

Altero Custom Guitarsのコンポーネントブランド「KANADE」です。
ソリッドボディのものと、このシンラインのもの、オールローズは2本ありましたがソリッドボディの方はどうやら1日目に販売終了してしまったらしく、残念ながら相まみえることは叶いませんでした。

kanade

kanade

 

しかしながら、このKANADE。なんと30万円台!
いやぁ。オールローズが、新品で、アルテロさんの技術で、この価格でいいんですか!?と言いたいお得な価格。
今となってはもう買い手さまはついていることでしょう。

スタッフさんにお願いして試奏させてもらいましたが、サウンドも一級。
やはりタイトでシャープさが際立っており、イメージ通り!なところもあれば、
ピッキングに対してもすごく繊細でピッチも良い…。
独特のレゾナンスがあり、固くなりすぎず、ボトムの空気感もしっかりと感じられる一本でした。

なによりこの圧巻のルックス。いやぁ、渋い。

その2。に続く…。

【サウンドメッセ in OSAKA 2023 行ってまいりました。その2。】
→ https://woodvillage.blog/2023/05/21/soundmesse-in-osaka-2023sono2

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